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AZALEA Vision vol.11 -- ミニコラム --

2023/09/05


アザレア・スポーツクラブの広報誌「AZALEA Vision」Vol.11を8月に発行しました。
メイン記事として、アザレア・セブンが3月末の昇格大会を逃してから、8月11日-12日の入替戦に臨むまでの道のりをリーダー3人にインタビューし、記事にしました。
スポーツライターの大友信彦さんに執筆していただいたこちらの記事から「AZALEA Vision」には収まりきらなかった部分をミニコラムとして公開します!




【 レジェンドたち  text by 大友信彦 】

副将の横山は女子ラグビーのパイオニアの1人だ。東海大ではラグビー部の女子部員として男子に混じって練習。
同期には日本ラグビーの大黒柱たるリーチマイケル、7人制のリオ五輪でニュージーランドを破り4位躍進に貢献した豊島翔平(ともにブレイブルーパス東京)をはじめ、のちにトップリーグ/リーグワンで活躍する選手たちがズラリ。
「練習は下のチームに混ぜてもらって。同期の、特にAチームで出てる選手は気さくな人が多くて、トヨ(豊島)はキックを教えてくれたりもしました。」

 



内野がラグビーを始めたのは幼稚園の年少のとき。福岡の中鶴ラグビースクール時代の2学年上に東福岡~明大で全国制覇を果たし、現在浦安D―Rocksで活躍する松尾将太郎が、福岡レディースの同期には現サクラ15主将の長田いろは(アルカス熊谷)がいた。

 


 
山本の故郷は女子ラグビーのリオ五輪代表メンバーで、現在レフリーとして活躍する桑井亜乃さんと同じ北海道幕別町だ。
ラグビーを始めた世田谷レディースには加藤慶子や冨田真紀子がいて、代表活動の合間で数回だけ一緒に練習ができた。
さらに関東大会の合同チームでは、当時横浜TKMに所属していたサクラ15のWTB平野恵里子とともにプレー。「優しいし、丁寧に教えてくれるし、いっぺんにファンになってしまいました」という憧れの選手が、2021年からはアザレアでチームメイトになった。この引きの強さは何よりの武器だ!