はなぐるまプロジェクト第二弾
はなぐるまプロジェクトとして、昨年11月7日(月)静岡産業大学磐田キャンパスにて「『女性アスリート』のデュアルキャリアを考える~大学・企業・選手のホンネ~」を開催しました。
Youtubeにて本講義のダイジェスト動画をアップ致しましたのでぜひご覧ください!!
Youtube動画はこちら>>>
●第一部「大学・企業のホンネ」
静岡産業大学スポーツ科学部 学部長の髙橋和子先生と株式会社静岡銀行経営管理部人事開発グループの市川達也氏が登壇されました。
髙橋先生には学術的な目線で学生の現在地やスポーツの価値、女性アスリートが直面している問題、ジェンダーギャップについてを、市川氏には企業採用担当の目線で、静岡銀行が近年行っているスポーツ&アート採用を例に、採用側が見ているポイントやアスリートの強みに関してお話し頂きました。
●第二部「女子選手のホンネ」
静岡SSUボニータ 山田優衣選手(株式会社週休3日所属)、ブレス浜松 山本実奈選手(株式会社静岡銀行成子支店所属)、アザレア・セブン 谷山美典選手(株式会社静岡銀行 袋井支店所属)が登壇されました。競技と仕事を両立し、実際にデュアルキャリアを実践している3選手のホンネトークが繰り広げられました。選手たちは競技の面、仕事の面、そして将来像について、それぞれ目標を持っており、柔らかい言葉のなかでも時折絶対成し遂げてみせるという強い意志が感じられました。
今回ご参加頂きました学生の皆さんは、部活動に所属している方が多かったため、現在自分自身が一生懸命取り組んでいることを言語化する大切さなど具体的なお話から、今やるべきことが非常に明確になったかと思います。講義後に山本ファシリテーターへ個人的に相談をしにいかれる学生さんもいらっしゃいました。
又、「好きなことを諦めない」「ワクワクする方を選択する」といった選手の力強いメッセージやポジティブなエピソードから将来の不安が少し晴れたといった感想やキャリアを模索しながらも競技を続けられる選択肢があることをが分かったという感想が多数寄せられました。
企業の皆さまからは、アスリート採用においての会社への影響について、実際デュアルキャリアを実践している選手の経験談をきくことができたことが良かったといったご感想を頂きました。
本講義ですが学生、企業の皆さまあわせて、約120名の皆さまにご参加頂きました。
ご参加頂きました皆さま、誠にありがとうございました。少しでも皆さまの心に残る内容があればとても嬉しく思います。
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☆「はなぐるまプロジェクト」とは
静岡県西部の女子スポーツチームの『静岡SSUボニータ(サッカー)』『ブレス浜松(バレー)』『アザレア・セブン(ラグビー)』が協働し、様々な女性アスリートの目線からスポーツを通じたセミナーやイベントを実施して地域の活性化に取り組むプロジェクトです。