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[静岡市の小学校へ訪問]7人制ラグビー体験教室&講話を実施

2021/12/03


 

11月2日(火)静岡市立森下小学校


5年生を対象に、オリンピック種目である7人制ラグビー体験教室と講話を行いました。

グラウンドでのラグビー体験を担当したのは、草野可凜選手と横山里菜子選手。

まずは、2019年のラグビーワールドカップ日本大会で認知度の上がった15人制ラグビーとオリンピック種目である7人制の違いについて少しお話しした後、ウォーミングアップで身体の準備を整えました。




ラグビー特有の「コンタクトプレー」の部分はタックルバックにヒットしてみることを体験し、ランニングの要素が強い7人制ラグビーのイメージで1対1をやりました。

今回やった1対1は、向かい合って始めるのではなく横の関係からスタートしたので、「足が速い人が勝つじゃん!」との声も聞かれましたが、「スタート時の駆け引きやステップワークも使ってみて」と声をかけると、それぞれ工夫をして取り組んでいました。



最後に、「本当のラグビーはどのくらい激しいの?」と質問をもらったので、試合では人同士だからもっと激しいけどね、と説明しながら、タックルバックへの強いヒットを実演しました。







講話を担当したのは冨樫香子選手。

自己紹介やアイスブレイクで生徒の皆さんと対話をしながら、大学でラグビーに出会うまでの過程や(中学・高校は吹奏楽部に所属)、就職で一度離れたラグビーを「アザレア・セブン」設立きっかけに復帰した経緯などをお話ししました。
最後の質問タイムでは、時間が足りなくなるくらい積極的に質問をしてくれ、アザレアに興味を持ってくれた子も多く、試合を見に行きたいという声を沢山貰いました!!




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11月16日(火)静岡市立大谷小学校


この日は対象が小学3年生ということで、7人制と15人制の違いなどを説明したのち、実技ではタグラグビーを行いました。

実技担当の草野選手・冨樫選手と一緒に、まずは大きな声で「タグ!」と言いながらタグを取る練習から始め、ボールを使って円パスをした後、最後はタグ取り鬼ごっこをしました。

    

円パスもとても上手にできたので、最後のタグ取り鬼ごっこでは「ボールを持っている人のタグだけ取れる」というルールを設定して少しボールゲームの要素も付け加えられました!

タグラグビーのゲームになったときも必要となる「タグを取ったら相手に返す」という部分も、しっかりとルールを守って出来ました。



教室での講話は今回、横山選手が担当しました。

まずは、軽い自己紹介からワールドカップ日本大会とアザレア・セブンの試合映像を交えて、改めてラグビーの紹介をしました。

その後は、横山選手がこれまでにいろんなスポーツを経験したこと、その中で今もラグビーを続けている理由は何か、小学生の時の夢は何だったかなどをお話しました。

みなさん真剣に話を聞いてくれて、質問や感想もしっかり発表してくれたので、横山選手もいろいろな刺激をもらったようです。






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11月30日(火)静岡市立清水辻小学校

4年生と5年生、それぞれ2クラス合同での授業となったこの日は、講話を草野選手が、実技を横山選手と冨樫選手が担当しました。

実技では、7人制ラグビーの体験ということで、パス・ヒット・7人での試合の動きを体験してみました。

パスはアザレア・セブンの練習でもやっている中抜けパスを、後ろにパスすることをしっかり意識してできていたのが印象的でした。

ヒットは見ているときは痛そう・怖いという声も聞かれましたが、タックルバックが柔らかくて安全だとわかってからは、かなり強く当たれる子もいました。

   

45分という短い時間でしたが、わからなかったものが理解できたりチャレンジできた、という感想を聞くことが出来ました。




草野選手の講話では、5年生と4年生に共通してお話したのは、物事に一生懸命に取り組むことや、感謝を言葉にすることがコミュニケーションにつながる、といった内容に加え、5年生には自分で考えて行動することの大切さを伝えました。

   


清水辻小学校のホームページにて、今回の授業の様子が更新されていますので、こちらもご覧ください。
オリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業


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今回のラグビー体験と講話を通して、将来に向けてたくさんあるみんなの選択肢の中に、ラグビーを「する・観る・応援する」も入ってくれたらいいなと思います。