『Regional Women’s Sevens 2021』関西大会で優勝!
【Regional Women’s Sevens 2021関西大会】試合結果
〈DAY1〉
アザレア・セブン 22-0 神戸ファストジャイロ
アザレア・セブン 21-19 九州産業大学
〈DAY2〉
アザレア・セブン 24-0 日本経済大学女子ラグビー部
アザレア・セブン 32-0 名古屋レディースR.F.C
上記の結果により、アザレア・セブンが4戦全勝で優勝いたしました。
アザレア・セブンは日本ラグビーフットボール協会主催の公式戦において、チーム発足から初めての優勝となりました。
以下、小池監督・西岡キャプテンの大会後コメントです。
小池善行 監督
まずはじめに、今大会で優勝できたのはアザレア選手、スタッフ、関係者、ご支援頂いている全て方々の力だと思います。
その中で、選手は本当に良く頑張ってくれました。リージョナル関西大会優勝を目標に1年以上休みもほとんど無く走り抜けてきました。タフなチームになりましたし、楽しいチーム、感動を与えられるようなチームになったと思います。良いプレーがたくさんあった中で、ここで1つだけあげるとすれば、4戦中3戦を無失点で勝利できたことです。自分達のDFの拘りが成果として出せました。アザレアスタイルは、ここで完成ではなく、まだまだ成長し続けます。これからのチームアザレアをよろしくお願いします。
西岡那奈子 キャプテン
今大会を運営してくださった関係者の皆様、応援に来てくださった皆様ありがとうございました。
私達はこの大会の為に練習を頑張ってきましたし、コロナ禍で先が見えない状況でしたが、全員で前を向いて準備をしてきました。ホームグラウンドで優勝出来て本当に嬉しいです。
アザレアスタイルを信じ、仲間を信じ、最後まで全員で戦えたこと、優勝したこと。これは私たちにとって大きな自信となりました。今後も頑張っていきますので応援宜しくお願い致します。
ここからは試合ごとのレポートをお届けします。
[1日目]
vs 神戸ファストジャイロ
試合の入りはキックオフボールをしっかりキャッチしたところから、BKが大外でラインブレイクしオフロードパスを交えながら前進。相手のペナルティから、準備したプレーでしっかりと全員が役割を果たし⑧冨田のオフロードパスを受けた①冨樫のトライで先制。
前半6分にも、継続してATしていく中でテンポを落としたところから④横山が裏の空いたスペースへキック、反応して追いかけた⑦西岡がボールをひろってトライ。
後半に入り少しの間停滞したものの、自陣で得た相手ペナルティから4フェイズを重ね、⑤夏目④横山を経由しパスを受けた①冨樫が右ライン際を走り抜けてトライ。
試合終盤でラックサイドをブレイクされたシーンでは⑧冨田が追いかけてタックルし、素早く戻った②髙木がジャッカルに入ったことで相手がノットリリース・ザ・ボールのペナルティ。
自陣からリスタートし④横山がキックしたボールを途中交代で入っていた⑨波多野がチェイスしてマイボールにするも一度ターンオーバーを許す。しかし冷静にDFして相手のパスをインターセプトした④横山がそのままトライ、ゴールキックも成功させノーサイド。
危ないシーンもほとんどなく、初戦を22-0というスコア勝利した。
初戦の円陣はみんなの程よい緊張感が伝わります。/今大会の初トライはWTBで先発した①冨樫香子選手。
vs 九州産業大学
マイボールキックオフを好チェイスした⑧冨田がクリーンキャッチし、フェイズごとに確実にゲインして敵陣深くへと入っていくも、オフロードパスをミスしてボールを失い、相手のキーマンである快速WTBに約90mもの独走を許し先制される展開に。
リスタートのキックオフからしっかりとゲイン、コールに反応した④横山のキックで裏のスペースを攻略、⑦西岡がボールに追いつき、タックルを受けながらもパスをつなぎトライと思われたところで⑤夏目がノックオンしてしまい、またも目前でトライを逃す。
さらに敵陣深く攻め込んだ次のチャンスも、ターンオーバーからまたしても独走を許し、14-0と差を広げられてしまう。
前半ラストプレーのキックオフ、しっかりアザレアの形でATを継続し、ハーフウェイ付近大外でボールを持った②髙木がスピードの緩急で相手を抜き去り約50mの独走。④横山のゴールキックも決まり後半へ望みをつなぐ。
後半先手を取ったのはアザレア。相手の地域脱出を狙ったキックを途中交代で入った⑪林が時間を作りながらキャリー、ラックから⑧冨田がDFをうまく引き付け空いたスペースに走りこんだ⑦西岡がトライ。④横山のキックが決まり、同点に追いつく。
後半4分キックオフ、相手がボールを取った瞬間の⑧冨田のタックルがハイタックルと判断されてシンビンになってしまい、ピンチを迎える。
6人で必死のDFも後半6分にトライを許し5点を先行されてしまう。
ラストワンプレーで⑧冨田がシンビンから戻り、途中交代で⑨波多野が入る。
キックオフからバウンドさせてしまったボールを⑧冨田がなんとかキャッチし、ATを継続。自陣22m中央のラックから②髙木が持ち出したところへ⑨波多野が移動しながらボールを受けて一気に加速、約80mを独走してポール下へトライ。④横山が確実にゴールキックを決め、劇的な逆転勝利となった。
チームを救う逆転トライを決めた⑨波多野寧々選手。/試合後、お互いを称えあう選手達。
[2日目]
1日目終了時点で、アザレア・セブンと日本経済大学が2勝で並んでおり直接対決の優勝決定戦かと思われたが、日本経済大学はこの日の1試合目に九州産業大学と対戦し、2点差で敗戦。
vs 日本経済大学女子ラグビー部
キックオフのチェイスでプレッシャーをかけ良い入りをしたものの、少しずつレフリーとの間隔のズレからか、ペナルティを重ねてじりじりと陣地を挽回される展開となる。
相手がラインアウトでミスしたボールに⑧冨田が反応してターンオーバー、ボールをつなぎながら、DFのギャップをついた⑫草野のラインブレイクから先制。
リスタートのキックオフでボールを再獲得し、ATする中で相手のペナルティを誘って選択したラインアウトから、モールで全身を図る。崩れた後、走りこんできた④横山がDFの裏でオフロードをつなぎ、サポートした②髙木がインゴールに飛び込みトライを重ねた。
前半終了間際はまたしてもペナルティを重ねて、インゴール前までボールを運ばれるも、グラウンディングさせないDFで守り切って前半を終えた。
後半の入りはお互いに攻めつつもスコアが動かない時間が長かったが、しっかりとDFでプレッシャーをかけ、試合終盤で⑧冨田、⑨波多野のトライを重ね、24-0というスコアで勝利した。
この時点で、最終戦を待たずに優勝が決まる。
この日の先制トライは⑫草野可凜選手。/ラックからパスアウトする⑤夏目海久選手。
vs 名古屋レディース
試合の入りはDFでしっかりと守り、相手のノットリリース・ザ・ボールのペナルティを誘うと、準備したプレーから⑧冨田がラインブレイク、サポートした⑫草野がトライ。
キックオフチェイスでボールを再獲得し、展開して①冨樫が大外をゲイン、ラックサイドに走りこんできた⑫草野からさらにサポートした⑦西岡とつながり、DFが寄ったところでラインに展開し、最後は②髙木のトライ。
前半はさらにターンオーバーから⑦西岡が左端にトライし、危なげない展開でハーフタイムを迎える。
後半の最初のトライは、⑫草野が左ライン際をブレイクし、サポートした④横山が約50mを走ってトライ。さらに、相手ペナルティから、交代で入った⑪林のトライで引き離す。
後半ラストプレーでは、途中交代で入った⑪林⑩伊藤③田村の3人がボールに関わりながら前進し、最後は公式戦デビューとなった③田村が初トライを取り、試合を締めた。
MVP級の活躍を見せた②髙木沙環選手のトライシーン。/⑦西岡那奈子キャプテンも今大会3トライを奪う活躍。
[大会総得点99点]
24点 ④横山 里菜子
15点 ②髙木 沙環・⑦西岡 那奈子
10点 ①冨樫 香子・⑨波多野 寧々・⑫草野 可凜
5点 ③田村 満孔・⑧冨田 真紀子・⑪林 公美子
アザレア・セブンの大会写真はこちらのアルバム▶▶からご覧ください。
大会の公式記録は日本ラグビーフットボール協会のHP▶▶からご覧になれます。
〈DAY1〉
アザレア・セブン 22-0 神戸ファストジャイロ
アザレア・セブン 21-19 九州産業大学
〈DAY2〉
アザレア・セブン 24-0 日本経済大学女子ラグビー部
アザレア・セブン 32-0 名古屋レディースR.F.C
上記の結果により、アザレア・セブンが4戦全勝で優勝いたしました。
アザレア・セブンは日本ラグビーフットボール協会主催の公式戦において、チーム発足から初めての優勝となりました。
以下、小池監督・西岡キャプテンの大会後コメントです。
小池善行 監督
まずはじめに、今大会で優勝できたのはアザレア選手、スタッフ、関係者、ご支援頂いている全て方々の力だと思います。
その中で、選手は本当に良く頑張ってくれました。リージョナル関西大会優勝を目標に1年以上休みもほとんど無く走り抜けてきました。タフなチームになりましたし、楽しいチーム、感動を与えられるようなチームになったと思います。良いプレーがたくさんあった中で、ここで1つだけあげるとすれば、4戦中3戦を無失点で勝利できたことです。自分達のDFの拘りが成果として出せました。アザレアスタイルは、ここで完成ではなく、まだまだ成長し続けます。これからのチームアザレアをよろしくお願いします。
西岡那奈子 キャプテン
今大会を運営してくださった関係者の皆様、応援に来てくださった皆様ありがとうございました。
私達はこの大会の為に練習を頑張ってきましたし、コロナ禍で先が見えない状況でしたが、全員で前を向いて準備をしてきました。ホームグラウンドで優勝出来て本当に嬉しいです。
アザレアスタイルを信じ、仲間を信じ、最後まで全員で戦えたこと、優勝したこと。これは私たちにとって大きな自信となりました。今後も頑張っていきますので応援宜しくお願い致します。
ここからは試合ごとのレポートをお届けします。
[1日目]
vs 神戸ファストジャイロ
試合の入りはキックオフボールをしっかりキャッチしたところから、BKが大外でラインブレイクしオフロードパスを交えながら前進。相手のペナルティから、準備したプレーでしっかりと全員が役割を果たし⑧冨田のオフロードパスを受けた①冨樫のトライで先制。
前半6分にも、継続してATしていく中でテンポを落としたところから④横山が裏の空いたスペースへキック、反応して追いかけた⑦西岡がボールをひろってトライ。
後半に入り少しの間停滞したものの、自陣で得た相手ペナルティから4フェイズを重ね、⑤夏目④横山を経由しパスを受けた①冨樫が右ライン際を走り抜けてトライ。
試合終盤でラックサイドをブレイクされたシーンでは⑧冨田が追いかけてタックルし、素早く戻った②髙木がジャッカルに入ったことで相手がノットリリース・ザ・ボールのペナルティ。
自陣からリスタートし④横山がキックしたボールを途中交代で入っていた⑨波多野がチェイスしてマイボールにするも一度ターンオーバーを許す。しかし冷静にDFして相手のパスをインターセプトした④横山がそのままトライ、ゴールキックも成功させノーサイド。
危ないシーンもほとんどなく、初戦を22-0というスコア勝利した。
初戦の円陣はみんなの程よい緊張感が伝わります。/今大会の初トライはWTBで先発した①冨樫香子選手。
vs 九州産業大学
マイボールキックオフを好チェイスした⑧冨田がクリーンキャッチし、フェイズごとに確実にゲインして敵陣深くへと入っていくも、オフロードパスをミスしてボールを失い、相手のキーマンである快速WTBに約90mもの独走を許し先制される展開に。
リスタートのキックオフからしっかりとゲイン、コールに反応した④横山のキックで裏のスペースを攻略、⑦西岡がボールに追いつき、タックルを受けながらもパスをつなぎトライと思われたところで⑤夏目がノックオンしてしまい、またも目前でトライを逃す。
さらに敵陣深く攻め込んだ次のチャンスも、ターンオーバーからまたしても独走を許し、14-0と差を広げられてしまう。
前半ラストプレーのキックオフ、しっかりアザレアの形でATを継続し、ハーフウェイ付近大外でボールを持った②髙木がスピードの緩急で相手を抜き去り約50mの独走。④横山のゴールキックも決まり後半へ望みをつなぐ。
後半先手を取ったのはアザレア。相手の地域脱出を狙ったキックを途中交代で入った⑪林が時間を作りながらキャリー、ラックから⑧冨田がDFをうまく引き付け空いたスペースに走りこんだ⑦西岡がトライ。④横山のキックが決まり、同点に追いつく。
後半4分キックオフ、相手がボールを取った瞬間の⑧冨田のタックルがハイタックルと判断されてシンビンになってしまい、ピンチを迎える。
6人で必死のDFも後半6分にトライを許し5点を先行されてしまう。
ラストワンプレーで⑧冨田がシンビンから戻り、途中交代で⑨波多野が入る。
キックオフからバウンドさせてしまったボールを⑧冨田がなんとかキャッチし、ATを継続。自陣22m中央のラックから②髙木が持ち出したところへ⑨波多野が移動しながらボールを受けて一気に加速、約80mを独走してポール下へトライ。④横山が確実にゴールキックを決め、劇的な逆転勝利となった。
チームを救う逆転トライを決めた⑨波多野寧々選手。/試合後、お互いを称えあう選手達。
[2日目]
1日目終了時点で、アザレア・セブンと日本経済大学が2勝で並んでおり直接対決の優勝決定戦かと思われたが、日本経済大学はこの日の1試合目に九州産業大学と対戦し、2点差で敗戦。
vs 日本経済大学女子ラグビー部
キックオフのチェイスでプレッシャーをかけ良い入りをしたものの、少しずつレフリーとの間隔のズレからか、ペナルティを重ねてじりじりと陣地を挽回される展開となる。
相手がラインアウトでミスしたボールに⑧冨田が反応してターンオーバー、ボールをつなぎながら、DFのギャップをついた⑫草野のラインブレイクから先制。
リスタートのキックオフでボールを再獲得し、ATする中で相手のペナルティを誘って選択したラインアウトから、モールで全身を図る。崩れた後、走りこんできた④横山がDFの裏でオフロードをつなぎ、サポートした②髙木がインゴールに飛び込みトライを重ねた。
前半終了間際はまたしてもペナルティを重ねて、インゴール前までボールを運ばれるも、グラウンディングさせないDFで守り切って前半を終えた。
後半の入りはお互いに攻めつつもスコアが動かない時間が長かったが、しっかりとDFでプレッシャーをかけ、試合終盤で⑧冨田、⑨波多野のトライを重ね、24-0というスコアで勝利した。
この時点で、最終戦を待たずに優勝が決まる。
この日の先制トライは⑫草野可凜選手。/ラックからパスアウトする⑤夏目海久選手。
vs 名古屋レディース
試合の入りはDFでしっかりと守り、相手のノットリリース・ザ・ボールのペナルティを誘うと、準備したプレーから⑧冨田がラインブレイク、サポートした⑫草野がトライ。
キックオフチェイスでボールを再獲得し、展開して①冨樫が大外をゲイン、ラックサイドに走りこんできた⑫草野からさらにサポートした⑦西岡とつながり、DFが寄ったところでラインに展開し、最後は②髙木のトライ。
前半はさらにターンオーバーから⑦西岡が左端にトライし、危なげない展開でハーフタイムを迎える。
後半の最初のトライは、⑫草野が左ライン際をブレイクし、サポートした④横山が約50mを走ってトライ。さらに、相手ペナルティから、交代で入った⑪林のトライで引き離す。
後半ラストプレーでは、途中交代で入った⑪林⑩伊藤③田村の3人がボールに関わりながら前進し、最後は公式戦デビューとなった③田村が初トライを取り、試合を締めた。
MVP級の活躍を見せた②髙木沙環選手のトライシーン。/⑦西岡那奈子キャプテンも今大会3トライを奪う活躍。
[大会総得点99点]
24点 ④横山 里菜子
15点 ②髙木 沙環・⑦西岡 那奈子
10点 ①冨樫 香子・⑨波多野 寧々・⑫草野 可凜
5点 ③田村 満孔・⑧冨田 真紀子・⑪林 公美子
アザレア・セブンの大会写真はこちらのアルバム▶▶からご覧ください。
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