晴天に恵まれた3月20日(土)、小笠山総合運動公園エコパの多目的運動広場で最初に行われたのは、【地域クラブ(ラグビー男・女)無料体験会】です。
アザレア・セブン小野澤チームディレクター・小池監督のもと、全身を使ったラグビーの基礎的な動きやボールゲームなどで、楽しく身体を動かしました。
こちらの体験会、今回は市町教育委員会のご協力で磐田市・袋井市・掛川市・森町の中学校へ案内を配布させていただいた効果もあり、ちらしを見て興味をもってくれた人も参加してくれました!
※地域クラブについてはこちら>>>からご確認ください。
( アヒルやくまの動きで全身を使って身体を動かします / 楽しい時間を過ごしたことがわかる、笑顔の集合写真 )
次に、13:40より、静岡県主催の【ラグビーゴール完成記念式典】が来賓も多数出席される中で執り行われました。
この式典は、ラグビーワールドカップ2019™のレガシーとして『ラグビー聖地化』を目指す静岡県としての取り組みにより、小笠山総合運動公園でラグビーの試合ができるグラウンドが5面となったことを記念したものです。
式典の締めとして、多目的運動広場に新たに設置されたラグビーポールに向けて、ヤマハ発動機ジュビロのサム・グリーン選手が『初蹴り』。綺麗なゴールキックで式典に花を添えました。
( 式典で記念のテープカット 左から:川勝平太静岡県知事、ポール・カヴァナ駐日アイルランド大使、清宮克幸アザレア・スポーツクラブ代表理事 / サム・グリーン選手のキック)
完成式典に引き続き、アイルランドのお祭り≪3/17セント・パトリックス・デー≫にちなんだ大会名で初開催となった【鈴与・セントパトリックグリーンカップ】の開会式を行いました。
静岡県ラグビーフットボール協会とアザレア・スポーツクラブが主催したこの大会は、特別協賛に鈴与株式会社様、特別協力にアイルランド大使館と、大会アンバサダーには多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を行なうプロジェクト[プライドハウス東京]代表の松中権様に務めていただくなど、いろいろな方にお力添えいただいたおかげで開催することができました。
( 優勝チームに贈られる『セントパトリックグリーンカップ』:アイルランド大使館提供 / 松中様とポール・カヴァナ駐日アイルランド大使 )
( 鈴与株式会社 専務取締役 西ヶ谷様 / アザレア・スポーツクラブ代表理事 清宮克幸 )
そして、大会1日目はアザレア・セブンvs国際武道大学女子ラグビー部からスタート。
アザレア・セブンとしては今回の大会のために特別に作ったアイルランドカラーのジャージを身にまとい、優勝カップを掲げるための準備をしてきましたが、雰囲気にのまれたのか5-24で敗戦してしまいました。
日本経済大学女子ラグビー部vs神戸ファストジャイロは両チームともにアタックでボールを動かす展開で、ロースコアのシーソーゲームとなりましたが、10-12とゴールキックの差で神戸ファストジャイロが勝利しました。
アザレア・セブンvs神戸ファストジャイロは、アザレア・セブンが息を吹き返したかのように動きが良くなり、5トライを奪い33-0で快勝、翌日の決勝戦進出へ望みをつなぎました。
この日の最終戦は、国際武道大学女子ラグビー部vs日本経済大学女子ラグビー部、第1戦から調子が良い様子の国際武道大学が21-12で大学対決を制しました。
翌日に総当たりの3試合目を行ない、その勝敗で決勝戦と3位決定線が行なわれる予定でしたが、夜中から降り始めた雨によりグラウンド状況が悪化、さらに荒天になるという予報と雷注意報の発令もあり、中止(サスペンデッド)ということになりました。
試合に向けて準備していた出場選手たちは、宿泊先であるつま恋リゾート 彩の郷をそれぞれバスで出発し、エコパスタジアム内のレセプションルームにて交流会を行ないました。
1日目の総評をしていた清宮代表からの指名でスピーチした、小野澤TDと日本経済大学女子ラグビー部の渕上監督は同級生だそう。女子ラグビーという新たな世界で再会できたことを喜んでいるそうです。
( 左から:渕上監督、清宮代表、小野澤TD / 最後に出場選手全員での記念撮影 )
サスペンデッドとなっている大会2日目の開催に関しましては、現在日程を検討しております。
決まり次第、改めてご報告いたします。
※体験会・式典・大会におきましては、体調管理や体温計測、手指の消毒などの新型コロナウィルス感染症対策をした上で実施しました。
運動、写真撮影以外の時にはマスク着用もしております。